こんにちは、宮田です。
ソラマドの家×マッハシステムで建築中のN様邸。
建物の気密測定を実施しました。
気密測定とは、大きな扇風機のような
送風機を使って建物内の空気を
外に追い出していきます。
すると、建物の中の気圧は低くなり
逆に外の気圧が高くなります。
この差を計測する事で
建物にどのくらいの隙間があるかを
測定する事ができます。
数値の表記としては、
相当隙間面積=C値 という値で示されます。
C値が低ければ、建物の隙間が小さいという
認識になります。
ちなみに、0.1以下は測定不能という結果になります。
※ほぼ隙間がない住宅です。
今回の測定結果はこちら。
C値=0.2という優秀な結果です。
建物1㎡に対して0.2c㎡の隙間が
あるという計算になります。
これをC値=1の家と電気代を比較してみました。
(C値=1 の場合)
1時間あたりの隙間から逃げる
エネルギーは540ワット
(C値=0.2の場合)
1時間あたりの隙間から逃げる
エネルギーは108ワット
1時間あたりの差は432ワットとなります。
これをエアコン(今回は6畳用で計算)の電気代で比較すると、
1日10時間×30日運転で129.6キロワットの差が発生します。
エアコンのエネルギー変換効率をざっくり5倍、
1時間あたりの電気代を25円と計算した場合に
1か月あたりで650円の電気代の差が発生します。
129.6(kw)÷5×25=650
マニアックな話になりましたが、
C値が違うだけで光熱費もずいぶん変わってきますね。
ひとまず、今回のN様邸では
良い結果が出たので満足しています。
快適な住宅が完成できるよう
今後も丁寧に工事を進めさせていただきます!